イラスト描き方

ミッチの「猫でもわかるパースの話し」(第3話)どこから描く?

パース解説漫画05

イラストレーターになりたい三毛猫のミッチ。

ベテラン画家のサンジロー師匠に弟子入りしています。

お絵かき友達と楽しくLINEしていたミッチに

師匠は・・・?!


第3話

パースの解説まんが05
パーズ解説まんが06

小中学生の頃、

お絵かき好き、マンガ好きの友達と

「どこから描く?」なんて話をしていましたが

先日ネットでもそういうのを見かけたので

時代は変わらずね〜

と懐かしく思ったのでした(笑)

こんにちは、イラストレーターのかんざきかりんです。

今回もあまりパース勉強ぽくないですが^^;

準備段階ということでお付き合いくださいませ。

私は絵を描く時、一番先に描くのは

パーツではなく、アイレベル(水平線)なんです。

(パースを学ぶ第一歩がアイレベルかと思います。)

どんな空間にするか?

何をどう見せたいか?

そうするためにはアイレベルはどこがいいか?

というのを探ってから

描き始めます。

(第二話の話しにも通じますが

それでいくつかのラフが出来上がるので、

自分としてはこれが一番!というのはありながら

一応、依頼主さんにお見せして希望を聞いたりします)

多分、アニメーターはみんなそうだと思います。

イラストレーターは違うかもしれません。

背景を描かない人もいますし。

漫画家さんはやっぱりそれを考えると思います。

だって、全部同じアングルで続くマンガなんて

盛り上がらないですよね。

ユーモラスな表現手法としてはありそうですけど。

イラストでも漫画でも、それを見せたいお客さん

=観客がいるので、その人たちにどう受け取って欲しいか

連続したイラスト、漫画のコマで

どうバリエーションを出していくか

客観的な視点、創造主的な立場にたつ必要があると思います。

その有益な道具がパース。

自分がただ楽しむラクガキは足元しか見えていない状態。

クリエーターに成長する一歩が

その視点を持つことかもしれません。

今回も、前回に引き続き

パースを学ぶメリット、みたいなお話しになりましたね。

次回はいよいよ、パースらしい話になっていく予定です。

お楽しみに!

ABOUT ME
かんざきかりん
イラストレーター・アニメーター・デザイナー