イラストレーターになりたい三毛猫のミッチ。

ベテラン画家のサンジロー師匠に弟子入りしています。

消失点からパースラインを引けば

悩まずイラスト背景が描けるとわかって

楽しくなってきました。

今日は二点透視図法を勉強してレベルアップ。

第8話☆

こんにちは、イラストレーターの かんざきかりん です。

アイレベル、一点透視図法につづき

今日は二点透視図法の説明です。

消失点が二点になるけど、

一点の時と同じように

消失点からパースラインを引くだけです。

簡単ですね。

★以前に二点透視図についてまとめた画像がありますので、
同じ内容になりますが貼っておきます。

二点透視図法
  • 二点透視はアイレベル上の消失点が二つあります。
  • 二点透視の2つの消失点はふつう画面外にあります。(広角パースを除く)
  • やはりアイレベル上にあるものが同じ高さなのは、一点透視と同じです。

★アイレベル上にあるものが同じ高さ、というのは
 のちの回で説明しますね。

それからマンガ後半のミッチの質問、

「二点の距離(離れ具合)はどうやって決めるんですか?」

これについては明日のマンガに続きます!

今日は、マンガ前半で師匠が言ってる

「二点透視の消失点はフレーム(画面)外にある」

について補足説明をしたいと思います。

それから、百聞は一見に如かず=

文章で説明を読むより見たほうが早い、と思いますので

二点透視を使って描いているイラストの参考例を

いくつか紹介したいと思います。

二点透視の消失点はフレーム外にある

これは概ねそうだ、ということです。

ここでいう「フレーム」は

「描く範囲の画面」ということにしてください。

もし二点のうち、一点がフレーム内にあると、

ほとんど一点透視図法みたいになります。

つまり一点がフレーム内にあると、

もう一点の消失点はとてもフレームから遠くなるので、

パースラインが限りなく水平に近づくからです。

そう、一点透視図法は、二点透視図法の特殊型と言っても

いいんですね。

例外はあるのでしょうか?

流石にフレームど真ん中に消失点があれば

一点透視図になりますが

フレーム(画面)の端の方に一点がある時に

もう一点からのパースラインが水平だと

不自然に感じることがあります。


カメラが寄っている時には

(もう一点からのパースラインが)水平でいいかもしれない。

カメラが引いている時は少し角度をつけたほうがいいかもしれないです。

★二点透視のイラストで、
アイレベルも一つの消失点も
フレーム内にあるイラストがあったので
参考にしてください↓

赤:アイレベル
青:右の方の消失点に集束するパースライン
緑:左の消失点に集束するパースライン
  • 左の消失点が端っこ
  • わりとカメラが引いている
  • 縦長の構図

という理由によって

一点透視に近いけど

二点透視になっているイラストですね。

こういった理屈もありますが

不自然と感じたらつければ良いかもしれません。

結局、例によって

「その絵を描く目的は何か?」

「どう見せたいか?」

人の肉眼で見た風に、自然に描きたいとか

建築物や、室内などの全容を説明する必要があるとか

いろんな目的によって描き分けられるといいですよね。

二点透視図法で描いているイラスト例

参考に、何枚か二点透視で描いているイラストを

見ていきましょう。

  • 赤:アイレベル
  • 青:右の消失点に集束するパースライン
  • 緑:左の消失点に集束するパースライン
★師匠が女装しています(笑)
こんな単純な絵でも、アイレベルを設定し、
二点透視で描かれています。
そうすれば動かしても画面が破綻しません。
★これも師匠が出演している作品です。
上の絵もそうですが、消失点二点の距離が遠いと
望遠ぽい落ち着いた画面になりますね。
キャラもパースラインにのせて描きます。
★ちょっとリアルになってきました。
これはスケジュールがきついお仕事だったので
クリスタのパース定規をそのまま使っています。
★縦に長い絵は、やはりはっきり
上の方はアオリに
下の方は俯瞰になってきますね。
たとえ無地の壁や床でも、
下書きで参考になるパースラインをひいて
空間にキャラをのせていきましょう。
★(青と緑が逆になってしまいました!すみません)
キャラが多くてあまり背景見えませんが
やはり二点透視で描いています。
全てのキャラの顔をどうにか見せつつ配置しようと
四苦八苦して設定しました。

けっこうサンプルを作るのたいへんですね・・・

三毛猫 キャラクター



手品の種明かしみたいに

意外とわかれば簡単に思えたのではないでしょうか?

お疲れ様でした!

次回は二点透視の補足説明マンガになる予定です。

お楽しみに。

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