イラストレーターになりたい三毛猫のミッチ。

ベテラン画家のサンジロー師匠に弟子入りしています。

二点透視図法の二点の離れ具合は

勘(カン)で決めるんだって。

・・・もうちょっとヒントが欲しいなあ。

それから二点の距離がとても近い時と、

とても遠い時の違いを描いてみたよ。


どう見えるのかな?

第10話☆

パース解説マンガ19
パース解説マンガ20

こんにちは、

イラストレーターのかんざきかりんです。

今日は二点透視図のさらに詳しい話し。

アイレベル上にある消失点二点、

絵を描くにあたって

その二点目を決めるのは

自分で心地よいと感じる(直角に見える)

という判断、

なんだろうと思います。

(厳密に数学的に求められるかもしれないけど💦)

熟練してパース感覚がついてるのでないと

なんか心もとない判断基準・・・

かもしれませんね。

なので、「立方体を設置する」

と思ってみると、

ちょっと想像がつきやすいかと。

師匠も言っていますが、

どんどん描いてみるのがいいですね、

何度かベテランさんに

添削してもらえる機会があると

すごくいいと思います。

私も何回かそういう経験があったのが

貴重だったと思っています。

(デザインやアニメ、イラストの専門学校って

パース教えてくれるのかな?)

前置きが長くなりましたが、

今回もマンガの補足説明をしていきますね。

二点が近いときは

二点が近いと、

パースラインがきつくなります
。

なので、それに乗っているキャラも

パースがキツくつきますね。

特にキャラが画面に大きく入り込んでいる場合は

かなり影響を受けます。

演出意図でそのようにする画面づくりもアリです。

(インターホンのカメラの画とか)

二点が近いと

人間の見た目風よりもカメラ風、

写真でよく見るような角度になります。

手持ちイラストで、

二点が画面の両端にあるほどの例が

見つからなかったので

二点が近そうなイラストを参考に。

↑左のパースは緩めかもですが、

縦構図なこともあって

下の方はわりと俯瞰になってます。

この女の子が

「好きな男の子のことを考えている」という

表情を見せたいので、カメラは近いですね。

一般的に思うのは、

寄りの絵の(カメラが被写体に近い)時は

二点の距離は近めにすると良いかと思います。

これも割とそうですね。

画面下の方はキャラのパースが

だいぶ俯瞰(ふかん)になってきます。

(遠景の家はアイレベル付近なので

あまりきついパースがつきません)

二点が遠いとき

今回このマンガで

同じアイレベルで同じ場所を描いみて

おお、二点の距離でこんなに見え方違うのね〜!

と、我ながら思いました。

無意識に描き分けていたんですね。

新発見。

二点が遠いと、

パースラインが緩やかで

落ち着いた雰囲気、

人間の見た目に近くなると思います。

なので、

引きの絵(カメラが被写体から遠い)が多いようです。

参考イラストを見てみましょう。


↑営業サラリーマンが

オフィスビルの入り口受付にきた、

というシチュエーションです。

こんな風に場所の説明や

キャラが全身入っているときなどは

二点が遠いパースの方が

向いているのではないでしょうか。

これも二点が離れめですね。

これらは「語学の会話の例」用の挿絵だったので

どの絵も状況を説明する必要がありました。

これも割とゆるい方かと思います。

日常の何気ないシーンなので

人の見た目風にするのがいいかと。

本日のポイントまとめ

二点透視の二点の距離、

今回の話しの要点をまとめると

★二点が近いと

  • パースラインがきつくなる
  • 被写体にカメラが近いとき(寄りの絵)に向いている
  • カメラの見た目風な角度に近い

★二点が遠いと

  • パースラインがゆるやかになる
  • 被写体がカメラから遠いとき(引きの絵)に向いている
  • 人の見た目風の角度に近い

こんな感じでしょうか。

演出意図、必要に応じて

描き分けられるといいですね!

余談・イラストにおける広角・望遠レンズ

わたしはなんとなーく

二点透視の二点が近いときは「広角」

二点が遠いときは「望遠」

と思ってました。

これってカメラ用語ですよね。

でもカメラマンさんみたいに焦点距離○㎜とか

全く把握していないんですけど・・・

そこでこの機会に、

カメラの世界でいう

広角レンズと望遠レンズの特徴

を調べてみました。

★広角レンズ
・広い範囲が写るレンズ
・集合写真、建物全体などの撮影に向いている
・パース(遠近)が強調されドラマチックになる
・人物を撮るときに、大きく歪むので注意

★望遠レンズ
・遠くのものを大きく写すレンズ
・運動会の子ども、鉄道や飛行機など動くものを撮るのに向いてる
・遠近感がない写真が撮れる
・人物の歪みが少ないので被写体をそのまま撮影できそう
(↑人の見た目風に撮れるってことですね!)

とのこと。

参考写真貼れるといいのですが

自分で撮り分けたものがないので><

でも、似てますね!

・二点が近いとき=広角レンズ
・二点が遠いとき=望遠レンズ

と思って良さそう。

私たちがいう「二点の距離」=カメラでいう「焦点距離」

と言っていいのでしょうか?

焦点距離は、画角(写る範囲)だから

距離事態がイコールではないけど、

「離れ具合」と「見える範囲」だから

意味としては同じですね。

パースの解説は、カメラ業界

アニメ業界、建築業界、アート業界、

それぞれ細かくは違いがあるのだと思いますが

私たちは何かに正確であることより、

演出意図に沿った「より良い画面づくり」

が目標なので、

それを踏まえて情報を参考にして

道具として使っていきたいですね。

私も数学的なことは理解していません(笑)

さて、次回はいよいよ

三点透視図法に入っていきたいと思います。

お楽しみに!

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