こんにちは、かんざきかりんです。
今日は水彩画のおはなし、道具編です。

水彩画 カレンダー イラスト

私はアニメーターだったので、絵の具で絵を描くことは高校卒業後10年くらいなくて、
イラスト描き始めてから独学でやってきました。

お仕事がぜんぶ水彩画ではなので熟練度まだまだですが
いくつかお仕事でも描かせていただき、うれしいことにご好評いただいています。

デジタルツールが充実してきて、年々アナログで描く人は減ってきていると思いますが、
やっぱり手描きの気持ちよさは捨てがたいです。
デジタルだってけしてラクに描けるわけじゃないんですけど。
でも手作り(手描き)はだんだん希少になって価値が高まっていくんじゃないかとおもうんです。
プレゼントしても喜ばれますし。
しかし画材屋さんは減ってきてますよね、(文房具はふえてる~)危機感・・・

そんなこともあり、水彩画いいよってことで、今日はアナログの水彩道具をご紹介してみたいと思います。
何を描きたいか、どう表現したいかによって、道具もいろいろだとおもいますが、
ひとまず私の場合。ご参考まで~

水彩紙

紙は最高級といわれるアルシュを使っています。
昔はそれなりにリーズナブルなのを使ってましたが、
先輩に「発色のよさに助けられるのでこれだけはこだわる」と伺って、まねっこ。
やはり、絵の具が「くっ」と染み入る気持ちよさと発色のよさがたまりません。
もどれない。
私はアルシュの185g(厚さのこと:300gもあります)をロールで買い、その都度必要な大きさに切って使っています。
当然薄いほうがお安いです^^

これですね。

お世話になってる世界堂さんのオンラインショップはこちら
http://webshop.sekaido.co.jp/product/list.php?parameter=cat&cat=1405&index=14

 

水彩紙には紙の目の粗さが、細目・中目・粗目 とあるのですが、
アルシュは極細目・細め・中目 となってて、ふつうの中目が細目くらい。ややこしい。
私は風景画のときは細目です。キャラクターイラストだと極細目だったり。

ゲーム キャラクターデザイン

あまり良い例がないですが、これは極細目で描いたものです
ケント紙みたいにすべっとしています。

紙の目を選ぶ基準は、
大きく大胆ににじみぼかし多用したり、スケッチなんかのときはより荒い方、
細密画など、丹念に塗り重ねる絵を描きたいなら細い方です。

アルシュほど高級でなくても、画用紙と水彩紙ではぜんぜん描き味がちがうので、
水彩紙ぜひ試してみてください~
紙も予算と用途によっていろいろ試せたら試すと(きりがないけど)楽しいです。

・写生する人はブロックタイプがいいですよ~
厚くて四辺のり付けされてて水張りしないでいいし、持ち歩きやすい。

デザインもすてきでテンションあがりますよね~(画材オタク)

私はペン入れができないので鉛筆の線をスキャンし目的によって濃さを調整してプリンターにかけるため、
薄手のロールタイプがいいのです。なので水張り必須。
線が鉛筆のままでいいならこんな面倒なことはしなくてもいいです。
データとっておくのは、最悪失敗したときの保険もかねてます。
このへんは、制作手順のときに書きますね。

絵の具

紙にこだわっておきながら、じつは絵の具はそんな高級じゃないです^^;
というか高校生のころ、卒業生が絵の具とかもう要らないってごっそり置いていくのをいただいて・・・。
まだそれがなくならないので、国産Holbeinさんとかクサカベさんとか。
なくなったら外国のに手を出してみようかな。
お高いけど水彩絵の具は長持ちしますから、リーズナブルな画材です。

不透明水彩(ガッシュ)アクリル絵の具も場合によっては併用してます。

ホワイトは以前はガッシュ白を使ってましたが、伸びが悪いなーとおもって困ってて、
お友達に教えてもらってコミック用のホワイト絵の具を買いました。
これです↓

そのお友達のイラストレーターさん☆http://utako87.com/
四コマ漫画おもしろいですよ!

 

パレット

うちで描くことが多いので、パレットは重くてもいいやと、琺瑯製です。
だってプラスチックとかアルミとか質感がいまいち・・・テンションあがらないですよね(オタク)

水彩パレットこんなです

耐久性あって長持ちです。
プラスチックだと割れたり、だんだん色で染まるので茶色くなってくる、
と、混ぜてる色がわかりづらいです。
あるていど消耗品ですね。
でも写生のときは軽いのに限るので、アルミのコンパクトなのも持っていると便利です。
いや、持ち歩きなら固形のセットを買えばいいのかも。

こういうの。欲しい~!
固形の絵の具はパッケージがお菓子みたいでかわいいです。

話それましたが。
絵の具は搾り出して乾かし、固めてから使います。
いつもほとんど洗わないパレット^^;

 

私の場合、和筆で彩色筆小~大4本くらい。
水張りのときおっきいの使いますが、だいたいこんなものです。
時々毛が抜けますが^^;
細かいところ用&ホワイト用に細いアクリル筆二本。
ほぼこれで描いています。

水彩筆

右の太いのが水張り用、ぼかし用。中4本が彩色筆(日本画用?)、左二本が細かいところやホワイト用。

マスキングインク

必須ではないですが、スケッチよりきちんと描く場合必要だったりもします。
にじみぼかし、グラデーションの空なんか、はみ出したくないところをマスクしておきます。
モチーフ、構図にもよりますね。
わたしは現在ホルベインさんのこれに落ち着いています。

水彩画描き方04

ペンタイプで、修正液みたいに押し出しながら使います。
色が薄いピンクなので、塗ったあと線が透けて見えるし、剥がしやすいのでいいです!
でも乾きづらい気がしますが。。。なるべく薄く伸ばして塗るといいとおもいます~(はやく乾くし)
こまかいところは爪楊枝で伸ばしたりして塗ります。
マスキング塗るのは面倒だけど、剥がすのは楽しいです~♪

けっこうお値段しますので、うっかり蓋閉め忘れに注意。固まりますからね・・・

瓶にはいっていて、筆で塗る製品もあります。こちらのほうが細かくきれいに塗れますが、
筆をすぐ洗わないといけないのと、使い切れないうちに固めちゃってもったいないので(ズボラなひと・・・)
最近ペンタイプに落ち着いています。

他には、水張りする場合は、
木製パネル水張りテープ が必要です。

image

水張りテープ、以前緑とか紺とか使ってみたら、剥がしづらいのなんの。
なんだったんでしょう、安かったかな?
それ以来もう黒一筋、浮気しません。

木製パネルは、わざわざ画材屋さんで買ってこなくても、
ベニヤ板とか、適当な木の板なら何でもいいかと思います。(仕上がったら剥がす人は)

絵の具以外に絵の題材によっては色鉛筆やパステルなど併用することも。

あとは、水張りや絵の具を早く乾かしたいときにドライヤーあると便利です。
いま、このにじみを止めたい!という時も。

 

さて、道具は以上のような感じです。
こだわればきりがないけど、基本絵の具で絵描くのって小学生でやりますし、
次のステップとして絵の具だけ透明水彩にしてみる、紙を水彩紙にしてみる、
というところからスタートしてみたらどうでしょう。

次回は、制作手順について、まとめてみたいと思います。
お楽しみに^^

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