こんにちは、イラストレーター・アニメーターの かんざきかりん です。
先月、めずらしく中学生・高校生向けの冊子イラストをご依頼いただきました。
いつもお仕事で描くのは小学生が多いので、子どもっぽくなるのを必死で引き上げました！
内容は、「ネット依存にならないために」
ネット・スマホの普及で、今の中高生って友達付き合い大変だろうな～って想像つきます。
自分たちが子どものとき、なくてよかった！っていってる親御さんもいますし。
表紙です早速仕上がった見本誌を送っていただきましたので、何ページかご紹介を。
SNSで起こりがちなトラブル…子どもにスマホ与える前に、こんな問題が起こったりするんだよって知らせておけると
ちょっと安心できそう。トラブルも勉強ですけど。
親としてはデメリットが気になるけど、ネットを通じて学校では見つからない友達をみつけられるかも。
私も学生の頃、絵ばかり描きたくて同級生と話しが合わなかったので、
もしネットで趣味の友達を見つけられていたら楽しかっただろうなと思います。
結局のところ、ネットでも現実でも他人よりまず「自分」を客観視することが大事。
偏ったものの見方や思い込みがトラブルの元。。。大人でもなかなかできていないようなことなのに、
今の子どもたちは私たちよりずっとはやくそういうことを学ぶのかもしれません。
★こちらのパンフレットのPDFは日本教育情報化振興会（JAPET&CEC)のHPで全部読むことができます。
ページ中ほどにリンクがあります。
イラストもたくさん描いていますので、よかったらご覧くださいね。
★せっかくなので、イラストも一部ご紹介を＾＾
今回、作業時間がなくとても苦しみましたが、追い詰められると必死になって工夫するもので、
Clip Studio Paintのベクターレイヤー機能をフル活用（したような気分）でした。
一番描きやすいペンツールで描いてからあとで本番のツールの描画に変換したり。線の太さを変えたり。
アイコンのイラストはとても縮小されるので、ラフなツールのままで大丈夫でした。
そのほうが味わいがあったりしますし。
テキストやフキダシも多かったので、コミック系のペイントソフトはテンプレートもあって便利です。
職業イラストレーターで使われている人はあまりいなさそうなのですが、お安いし、お勧め。
（最終的にはCMYKデータで納品するので、Photoshopに持っていって調整します。）
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それでも、最後に仕上げた表紙で痛恨のマスク漏れが一箇所。印刷までに差し替え間に合いませんでした。
小さいので気がつく人はそんなにいないかと思いますが・・・反省です。
すごいスケジュールがない中で仕上げていたので、Twitterのフォロワーさんに
「男の子でもLINE疲れってあるの？」とか「スマホ寝そべって操作するとき片手でできる？」
って尋ねて、教えてもらったりしました。ご協力ありがとうございました！
ちょっとしたことでも、絵を描く前にいろいろ疑問があがってくるものなんですよね。
じつは私がスマホ持っていなくて。片手でどのくらい操作できるのかわからなかったんですよね。
時間があれば友達に見せてもらうんですけど、一歩も外に出られない修羅場状態だったので
助かりました。SNSに助けられた事例。
→かんざきかりんTwitterアカウント @karinkanzaki
さて、デジタルのお仕事つづいていましたが、これからしばらく水彩画と、EXPO出展準備に追われる予定です。
またご報告したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
